今朝の所長の一言 200512 中国、出生数2割減と社保負担増大

今朝の日経より
1 2020年の国勢調査(中国国家統計局)
 ① 65歳以上の人口は全体の13.5%。21円にも14%を超える
 ② 出生数は前年比2割減と過去最大の落ち込み
 ③ 香港やマカオを除く中国大陸の総人口は14.11億人
 ④ 人口がピークとなる予想が30年から前倒し
 ⑤ 27年と見られるインドとの人口逆転も早期実現の現実味が高まる
 ⑥ 65歳以上の人口は1.9億人。過去10年で6割増
2 高齢化の定義(WHO:世界保険機構)
 65歳以上の人口比率で区分
 高齢化社会 7%超
 高齢社会  14%超
 超高齢者会 21%超
3 生産年齢人口
 ① 15-64歳が過去10年間で3.2%減少。国勢調査で初めての減少
 ② 15-59歳の人口は9億人を割り込み、現役3.5人が高齢者1人を支える構図
4 合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生むこどもの数を示す合計特殊出生率)は1.3にとどまる
5 社会保険基金(年金、医療、労災、失業、出産保険の収支を管理する基金)
 ① 21年予算での支出額は8兆6000億元
   4兆元弱だった15年の2.2倍
 ② 保険料でカバーしきれず、財政出動で補う比率は25.5%
6 中国国勢調査まとめ
 ① 総人口 
   14億1177万人。10年からの年平均増加率は過去最低
 ② 65歳以上
   1億9063万人(6割増)
 ③ 15-64歳
   9億6776万人(3.2%減)
 ④ 出生数  
   1200万人。前年比減少率は1949年以来最大
 ⑤ 男女比
   女性100人に男性105.07人。世界平均は101.69人
 ⑥ 少数民族比率  
   8.89%(0.4ポイント上昇)
 ⑦ 都市定住人口比率
   63.9%(14.2ポイント上昇)
0 中国も日本同様、少子高齢化に直面しています。その対応や経済動向は日本にも同じようなことが起きたり、直接影響することも考えられます。
 社会保険料を際限なく徴収していくのか、他の税で徴収なのか、少子化対策なのか、高齢者をどこまで守るのか、少子高齢化社会で求められる商品・サービスは何なのか?
 ビジネスのチャンスがお隣中国に転がっていると思ってこの数字を頭に入れておきましょうね(^^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告

無料相談受付中

※初回のご相談は無料です

電話での無料相談予約受付:079-280-5129(平日・土日・祝日9:00~21:00)

ご相談・ご依頼受付

アクセス

姫路バイパス
(姫路南インター) 降りてすぐ

【交通】

JR 姫路駅から徒歩20分
市営バス停「三宅」より徒歩1分
山陽電鉄亀山駅より徒歩 11 分

アクセス詳細はこちら

ページトップへ