今朝の所長の一言 200717 中小企業減、容認へ転換

今朝の日経より
1 政府はこれまで掲げてきた「開業率が廃業率」を上回る」との表現を20年の成長戦略から削る。
2 19年の成長戦略の成果指標
 ① 20年までに黒字企業を70万社から140万社に増やす
 ② 海外子会社保有率を23年までに15年比1.5倍に
 ③ 開業率が廃業率を上回る状態にし、それぞれ10%台(英米レベル)になることを目指す
3 中小企業減の容認は、「事実上、廃業の増加を認める方針への転換」
 18年度までは、開業率が廃業率より高かった。
 →コロナの影響が長引けば、20年度以降は逆転する可能性もある
4 足元での倒産・廃業は増加傾向(東京商工リサーチより)
 ① 6月の企業倒産は前年同月比6%増の780件
 ② 20年の年間倒産件数は7年ぶりに1万件を超える見通し
5 自主的に経営や事業をやめる廃業や、資金に余力を残して精算手続きをする清算などが20年に5万件に上るとの推計もある。
6 生産性
 ① 18年の日本の労働生産性はOECD加盟国36カ国中21位
 ② 日本企業は99.7%が中小で従業員数も68.8%が中小が占める
 ③ 製造業の場合、企業の規模が大きくなるほど生産性は上がるとのデータも
7 20年の成果指標として
 ① 中小企業より規模の大きい中堅企業に400社以上が成長するとの目標
 ② 1人あたり付加価値額(労働生産性)を5年で5%向上する
 ③ 黒字企業数の目標は撤廃し、生産性を高める戦略に以降することを明確に
0 ここ10年ほど、兎にも角にも開業率をあげようとする政策が目白押しでしたが、これからは実を伴う開業や経営が求められることに。形だけの会社や生産性の低いものへの風当たりは厳しくなりますね。
 政府の方針を確認しつつ、生産性を高め、持続する経営者さんが増えていくことを目指して行きたいと思います(^^)

by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続

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