今朝の所長の一言　221130　タワマン節税、是正検討。評価額、適正水準に上げ。政府・与党「時価」との乖離に対応

今朝の日経より

１　政府・与党は高額なタワーマンションなど不動産を活用した相続税の過度な節税を防ぐ検討に入った

２　高額不動産は相続税の評価額が実勢価格を下回りやすい（イメージ）

　タワマン・・・１戸（実勢価格1億円）

　国税庁の通達に基づいて計算（固定資産税評価額や路線価を使用）→相続税評価額2300万円（建物1000万・土地1300万）

３　不動産の相続税

　・建物と土地の評価額をもとに計算

　・建物は地方自治体が建築費などから算定する固定遺産税上の課税上の評価額に1.0をかける

　・土地は公示地価の8割が目安の路線価が基準

　・実際の取引価格の動きが反映しにくい

　・地価が上がる都心部などでは評価額は実勢価格より低くなりやすい

４　国税庁は評価額と実勢価格との乖離を是正する方策について議論を進めたい　

　23年に学者や不動産鑑定士、不動産業界を交えた検討会で検討

５　どのような見直し

　建物を評価するのに使う倍率を上げたり、近隣住民の取引価格から算定したりするなどの案を検討

０　タワマンの相続評価が実勢価格と乖離しているのは事実。心配なのはタワマン節税を防ぐために設けられる評価方式がタワマン以外の評価にも適用されるようなことがないようにはしていただきたいですよね。

by 冨田謙二税理士事務所　姫路　税理士　tomitax　とみたっくす　コロナに負けるな　covid-19　節税　会社設立　相続　確定申告

無料相談受付中