今朝の所長の一言 230801 政府税調の中期答申サラリーマン増税を否定「あれは税調の卒業論文」

エヌピー通信社より
1 答申
 税の仕組や歴史、今後の課題などを網羅した「教科書」のような内容。全261ページで6/30に公表
2 自民党税制調査会の宮沢洋一会長 
  「政府税調のメンバーのある意味で卒業論文みたいなもの。いろいろ書かれているが、正直いって制度の紹介的なものがほとんどだ」
3 退職金
 ① 勤続20年を超えると退職所得控除40万円から70万円に拡大することから1社で長く働くことを優遇する仕組み
 ② 近年は支給形態や労働市場におけるさまざまな動向に応じて、税制上も対応を検討する必要が生じていると指摘
4 通勤手当
 ① 参考=主な非課税所得として列挙されただけで個別の指摘はない
 ② 非課税について
  経済社会の構造変化の中で非課税等とされる意義が薄れてきているとみられるものがある場合には、その在り方について検討を加えることが必要との方針を示している
0 答申で話し合われたからといって、そのまま税制改正というわけではないですよ。ということではあると思いますが、国が何かしら問題だなと思っているから話し合われているわけで、このコメントをもって安心することはできませんね。
 まだまだ、退職金と通勤手当に関しては注目ですね
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告

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