今朝の所長の一言 251216 大相続時代、広がる課税の裾野。地価・株価上昇や少子化影響、税収最高3.6兆円

今朝の日経より
1 相続税収の増加が止まらない。
2 2025年度は3.6兆円台と過去最高を更新する見通し
3 要因
 2015年に課税対象が広がった
 近年は都市部の地価上昇
 少子化によるきょうだいの減少
 →大相続時代になり「お金もちの家の子だけが払う税」というイメージは過去のものに
4 全国で1年間に亡くなった人のうち相続税が生じた人の割合
 2023年度 9.9%→10人に1人 
 2013年度の4.3%からみると倍増
5 受け継がれる財産の中身も変わってきた
          1993年 2003年 2013年 2023年
 現金・預貯金など 1.5兆円 2.1兆円 3.3兆円 8.0兆円
 有価証券     1.5兆円 1.1兆円 2.1兆円 3.9兆円
 土地       13.3兆円 6.6兆円 5.2兆円 7.1兆円
 →土地が縮小し、現預金と株式の割合増加
6 日本の相続税は世界的にみて低いわけではない 
 米国は課税価格が約43億円まで負担率がゼロ%
 ドイツも税の負担率は日本を下回る
0 こちらも国民感情から増税しやすい税目ではありますが、、、
 世界の発展している国で高額所得者・富裕層を優遇しているのか?冷遇しているのか?答えは明らかです。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告

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